浦島太郎
浦島太郎の物語をご存じだろう。
友達のヘルプで始まった北海道への旅は、当初忙しさに喘ぐ亀を助けに行くと思っていたが、全く逆で助けられたのはこっちのほうだった。
この物語りは、ツーリング熱がすっかり覚めて、夏休みになっても暑い埼玉でウダウダしているオレ、浦島太郎と9月の車検をパスされ廃車の憂き目に逢うかもしれないオレのバイクである亀が、竜宮城の城主から「北海道に来いよ。」と救いの手を差し伸べてもらう。
太郎と亀は、協力しあって北海道を目指し、フェリーのキャンセル待ちなど苦労の末に、到着すると竜宮城の全員からもてなしを受ける。鯛やヒラメの舞い踊りだ。
毎日じつに楽しかった。ありがとう。
オレもバイクも救われたと思う。
帰り際に友達からもらったセリフにグッときた。
「里帰りだと思って来年も来なよ」
ありがたい。もちろんそのつもりだ。浦島太郎の物語はまだまだ続く。
ポチッとよろしく。

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ジャンル : 旅行
友達のヘルプで始まった北海道への旅は、当初忙しさに喘ぐ亀を助けに行くと思っていたが、全く逆で助けられたのはこっちのほうだった。
この物語りは、ツーリング熱がすっかり覚めて、夏休みになっても暑い埼玉でウダウダしているオレ、浦島太郎と9月の車検をパスされ廃車の憂き目に逢うかもしれないオレのバイクである亀が、竜宮城の城主から「北海道に来いよ。」と救いの手を差し伸べてもらう。
太郎と亀は、協力しあって北海道を目指し、フェリーのキャンセル待ちなど苦労の末に、到着すると竜宮城の全員からもてなしを受ける。鯛やヒラメの舞い踊りだ。
毎日じつに楽しかった。ありがとう。
オレもバイクも救われたと思う。
帰り際に友達からもらったセリフにグッときた。
「里帰りだと思って来年も来なよ」
ありがたい。もちろんそのつもりだ。浦島太郎の物語はまだまだ続く。
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さて、帰路に着いて間もなくの札幌から中山峠の間のことだが、バイクの調子が悪くなった。
アイドリングが効かず、ニュートラルに入れないとセルも回らない。
ヤバい!まだ千キロ以上あるのに。
と焦ったが、よく見るとチョークレバーが半分引かれ、クラッチのセンサーのターミナルが外れていた。
旭川に着くや否や倉庫にしまわれ、楽しむオレを横目に一度も動かず、また帰りは一気に千二百キロ走らされる亀が怒ってイタズラしてきたのかも知れないな。
ハハハ、スマンスマン。
亀さん、車検を取ってまた来年行くかい?
いや、もうちょい考えさせて。
アイドリングが効かず、ニュートラルに入れないとセルも回らない。
ヤバい!まだ千キロ以上あるのに。
と焦ったが、よく見るとチョークレバーが半分引かれ、クラッチのセンサーのターミナルが外れていた。
旭川に着くや否や倉庫にしまわれ、楽しむオレを横目に一度も動かず、また帰りは一気に千二百キロ走らされる亀が怒ってイタズラしてきたのかも知れないな。
ハハハ、スマンスマン。
亀さん、車検を取ってまた来年行くかい?
いや、もうちょい考えさせて。
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