紛失

最近の楽しみは、徒歩や自転車で出かけて、野外で酒を呑むこと。

今日も天気がいいので、梅が咲く公園に出かけた。



今年の寒さだし期待はしていなかったが、それでも数本は元気に咲いていた。

梅を愛でながら、発泡酒とカップ酒をいただくと、ポカポカ陽気と相まって、急激に睡魔が襲ってきた。
ベンチで１時間ほど昼寝をしてしまった。
イヤハヤ、幸福、幸福。

さて、明日土曜日は、一週間分の食材やらを、まとめ買いをする日だが、天気が崩れる予報なので、公園の帰りに業務スーパーに寄った。

ところが、精算時に小銭入れが無いことに気づく！
「シマッた！昼寝中にポケットから滑り落ちたのかも。」
慌てて公園へ逆戻りするが、小銭入れの形跡はなし。紛失してしまった。

幸い、２千５百円ほどのキャッシュと、スーパーのポイントカードが１枚入っていただけだから大事ないが、なんともはやもったいないことをした。オレの生活では、２千５百円は大金だ。

しかし、いつもは買ったものと同じものが、別の店で１円でも安く売っていたりすると、その場で舌を噛み切って死にたいぐらいに悔しいのだが、今回は意外とサバサバしている。自分でも不思議だ。

それだけ金には、執着していないといえるのかもしれないな。
それより、一緒になくしたスーパーのポイントカードは、どれくらい溜まっていたかとか、再発行にはいくら掛かるかとか、損したことに気が行っている自分がおかしい。

損はしたくないが、金はいらない。
この性格が、オレの下流生活を作り出しているんだな。