老婆

今日オレは休日。自転車で幸手権現堂桜堤に出かけた。
ここは、春の桜と菜の花は有名だが、冬の水仙、梅雨時の紫陽花、そしてこの時期は曼珠沙華が咲いて四季折々花見が出来る。
今がちょうど見頃だ.今週末は賑わうだろうな。



さて、自転車で出かければ、当然一杯いく。ベンチを独占して早めに昼飯を食った。

食べ終わると、何だがあちこち人が増えてきた。
「さすがにベンチ独占はまずいな。」と思うまもなく、
「ここに、座らせてもらいなさいよ。」などと、間接的にドケと老婆が言ってきた。

まあ、どうぞどうぞと思ったが、続く一言にカチン！と来た。

「ここは、遠いわねえ。私は足が悪くてねえ。」
「鍛えないから衰えるんですよ。年をとったら鍛えないと。」と言ってやった。

「年寄りには、無理よお。もう歩けない。」
「人間は2本足で歩く動物だから、歩けないなら生きてる資格ないよ。」はっきり言った。

「でも仕事があるから、死ぬ訳にはいかないのよお。」
「心配ないよ、仕事は若い人が変わってやってくれるから、死んでくれ！とにかく死ね！」

一杯やっていたので、白昼堂々見ず知らずの人に「死ね死ね」言ってしまった。
恰幅のよい、このババアは見るからに怠惰な生活を送って、足腰を弱らせている風だった。
オレはこうゆう輩が大嫌いだ。本当にチャッチャと死んでくれ！


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